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がごめ昆布とは? 何?

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ガゴメ(がごめ昆布)は体に良い食品(海藻)です。その特徴と言うと「粘り」にあると言っても過言ではありません。この「粘り」、実は良質の粘性多糖類でアルギン酸、フコイダン、ラミナランなどの貯蔵庫であり、フコイダンは一般のコンブと比較しても2倍以上あります。
 ガゴメ(がごめ昆布)は粘性多糖類(粘り)の他にもミネラル分を多く含みます。カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富で陸上の植物の2倍ほどあります。人体に必要な微量元素のほとんどを含みます。

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近年の研究から、ガゴメ(がごめ昆布)の粘性多糖類(粘り)に含まれるアルギン酸は、腸内の余分なものを吸着して体の外へ出してくれる働きがあることが判ってきました。(アルギン酸は大腸ガンの予防効果や生活習慣病の予防効果が期待できます。)
 また、アルギン酸塩にはその生理作用として、コレステロール低下作用、高血圧低下作用、腸内酵素の活性化、整腸作用などがあげられています。


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 フコイダンも粘性多糖類(粘り)に含まれる成分です。抗アレルギー作用(免疫機能を高めバランスを調整)、※抗ガン作用(ガンの縮小・死滅)、組織の再生促進(傷ついたり、機能の低下した、臓器・組織の修復)といった作用がある一方、副作用は認められていません。
※フコイダンはマウス実験によってガン細胞を死滅させる働きが確認されています。(ただし、マウスと同じように人間のがんに効果があるかどうかは今のところ未解明です。)

 また、フコイダンには「硫酸基」(リュウサンキ)と呼ばれる健康に有益な成分が含まれています。この「硫酸基」の数(量)により、作用・効能が決定されるのではないかと言われている成分なのですが、函館沿岸のガゴメ(がごめ昆布)は、オキナワモズクを上回る「硫酸基」の数(量)を含んでいることが判っています。